- 2010-09-27 (月)
- スマートフォン ソニーエリクソン Xperia エクスペリア Sony Ericsson
アンドロイダーで見つけた、Coyote Music Drive というソフトを使ってみました。
Coyote Music Driveは、パソコン側にサーバーソフト、Xperia(エクスペリア)側にクライアントソフトをインストールして、直接P2Pでデータを転送して再生するというもの。
最近、パソコン内の音楽データを再生するために、無線LAN経由でメディアデータが再生できる、バファローのLinkTheaterをヤフオクで探そうかと思っていたところです。
もし、Coyote Music Driveがうまく動作して、音質的にも問題がなければ、パソコンに保存している曲データをワイヤレスでアンプに流せるわけですから、実質的にはLinkTheaterとほぼ同様のことが可能になるのではないかと期待したわけです。
使用するための手順は、
・Coyote Music Driveで、アカウントを作る。
ユーザー名とパスワードを有力するだけで、メールアドレスを含め個人情報の入力は必要ありません。
・パソコン用のサーバソフト、Coyote Music Drive Windows verをインストール。
・アンドロイダーのCoyote Music Drive紹介ページからXperia(エクスペリア)用のクライアントアプリをインストール。
・パソコン側でサーバソフトを起動。
・Xperia(エクスペリア)で Coyote Music Drive を起動。
それぞれのソフト起動時に、アカウント作成時のユーザー名とパスワードを入力するよう要求されます。
以上で準備は完了です。
これで、Xperia(エクスペリア)側からパソコン内のフォルダが見えますので、
・曲単位
・アーティスト単位
・アルバム単位
それぞれの単位で再生できます。
使い勝手は、単純にサーバ内の曲を再生するだけなので、シンプルかつ動作も軽いです。
問題は転送レートで、Coyote Music Drive のサイトの説明によると、ビットレートはリアルタイムにネットワークの転送速度の状況に応じて最適化されるので、転送速度が遅くても大丈夫(超意訳要約(^^;)。
というようなことが書いてありますが、実際には32Kbpsで転送されることもあって、さすがにこれは問題外です。
音質ですが、Xperia(エクスペリア)のイヤホンジャックから抵抗入りのラインケーブルを経由してオーディオアンプに接続して聞いてみました。
下の画像が、再生中の画面です。
この画面をキャプチャしたときには、192Kbpsで転送されていしたので、Xperia(エクスペリア)をアンプに直結したのと大して変わらない音質でした。
しかし、32Kbpsでは全体に周波数的に音質が低下するのはもちろん、再生音自体がシュワシュワとエフェクターをかけたような音で使い物になりません。
pre-alpha version ということで、とりあえず動作するところまで完成していて、バク出しや操作系のチェックのために公開している、というところなのでしょう。
完成した後もフリーかどうか分かりませんが、とりあえず転送速度がもっと安定して高ビットレートになれば、私にとっては自宅内での音楽再生が非常に便利になることは間違いないので、開発が継続され、完成するのを期待したいと思います。
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